あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

如歌~百年の誓い~

 

 

ヴィック・チョウ

ディリラバ

 

 

原題 烈火如歌

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

2度目の視聴。

二年ぶり?もっとかなぁ。

多分、一回目は2021年だと思う。

そしてこれを初めて見たときはまだ中国ドラマは二ケタと見てなかったはず←台湾ドラマは除く

 

 

ヴィック・チョウの作品を捜していて辿り着いたんだよねぇ。

台湾ドラマじゃなくてこちらが出てきて、当時は驚いた記憶。

沼にはまだハマって無かった頃。

 

 

 

中国ドラマを見始めた頃で衣裳とか小物とか好きだなぁ〜と思って、次々出てくる女優さんも綺麗。

それ以前、見てたのは蘭陵王とか、琅邪榜とか、今の中国古装劇とはちょっと一線を画すもんね。

男優さんも格好いいと言うよりは綺麗〜と思い始めた頃だ(笑)

 

多分これ見て「陳情令」見ても良いかもなぁと思ったんだよね。

「魔道祖師」の"実写版"と言うことにハードル高くしてたけど、ドラマとして見ても良いかもと思ったきっかけでもある。

 

 

古装劇のヴィックは初めてで、そこには違和感があったけど、相変わらず麗しいと思ったのは確か。

 

 

彼はずっと台湾の俳優として馴染みがあったから、作品的にもちょっと慣れるまで時間が掛かった。

中国の俳優さんたちはほぼ初めから古装でお目に掛かってるけど彼は違うからね。

 

 

私のディリラバの初お目見えもこの作品だよね。

彼女を見たらお綺麗な……しか感想無いもん(笑)

 

 

 

 

 

 

話の内容ですが、ラブ史劇と謳ってるせいか、武侠方面がなんだか手ぬるいです。

一回目に見たときは数を見ていない為、中国ドラマそのものが初心者だったので、このドラマがどの程度の立ち位置かもわからなかった。

 

 

私個人の感想から言うと前半は良くも悪くもなくと言うレベル。

 

 

 

キャラ設定が面白いと思うので悪くない。

しかしドラマの筋書きがやはりヒロイン歌児の恋愛中心。

これだけのキャラクターがあれば武侠ドラマとしても十分硬派のものが出来たと思うのに……

まぁこの顔ぶれで推すのが武侠じゃなくて恋愛だったという訳ね@私的には謎

 

歌児の実家、烈家山荘での内紛だけでも充分面白い材料なのに、恋愛ドラマのスパイスにしか使われてないからおざなりすぎる。

宗主のパパは人が良すぎて、天下一に君臨したとは思えない頭の悪さ。

自分の弟子がことごとく悪人に利用されてるのに全く気がつかない。

後に気がついてたけど放置って説明あったけどそんな訳あるか(笑)

それなら頭を疑う。

 

娘や息子に幸せな家庭があればそれでいいとかあり得ないし(笑)

どう見ても幸せになれない組み合わせだし(笑)

 

 

 

ヴィック演じる仙人さまも序盤ははっきりしない。

お綺麗なだけ。

 

 

 

 

それにしても仙人さまは軽く100歳超えてるのにまだ小娘の歌児の尻を追い掛けてる設定がよく考えると気持ち悪すぎる。

生まれ変わりか何か知らないが、現代の感覚で観てたらじいさまが若い女追い掛けてるのと同じ。

その設定をなるべく頭から追い出すことにしてた。

見た目は美男美女の素敵なカップルなのに、その設定チラつくとちょっとモヤる。

それ必要だったのかよーと何度も突っ込んだ。

 

 

そして序盤に簡単に死ぬ。

この人、地位もお金も才能も全て持ってる割に、身体的に丈夫じゃ無い設定だから、最強じゃないんだよね。

しかも何回死ぬんだ←その分生き返るし

 

設定がファンタジーと言うよりはファジーすぎるでしょとやはり突っ込んだ。

 

 

いろいろ好きなのにいろいろ残念すぎるという、まさに自分的には残念すぎる作品なんだよなぁ。

俳優さんたちもみないい!

設定も好き!←爺さん以外ね

この材料でなんで出来上がりがこれなのか納得できない。

 

 

この絵面、この面子、なのに脚本がなんでこれ?

原作知らないけど原作がこの流れじゃないよね。

相変わらず長い原作脚本にしたからこんなになったのか?

比較できないのでその辺りはなんとも言えないけど、ドラマ単体としてはダメだと思う。

 

 

 

私は桃花にもハマれなかった人なのでキャストかぶりはどうでもいいのですけど、

 

恋愛ならメインカプよりも、雷驚鴻と刀冽香の方が話的には盛り上がりそう。

恋愛ものならこの二人の話の方が良かったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

ライ・イーもこれで初めましてだったけど、このキャラが頭おかしい極悪非道でも、彼の当たり役だったんじゃないかと思うくらい綺麗なお姿。

眺めてるだけでOKな存在です。

 

 

リウ・ルイリンもこのドラマ一回目が始めましてだった。

演技が本当に上手くてベテランさんなのかと思った次第。

その後も本当に良くお目に掛かりますが。

同じ頃に撮影したと思われる明朝皇伝の皇太子役は子供っぽかったのに同じ皇子でもこちらは凄く大人の役。

 

 

 

最後まで見終わってもまだ、いやいやもう一回このキャストで違うもの作りませんかねーと思ってたよ。

基本設定が悪くないのになんでこんな話になっちゃったんだろう?

つまりは歌児の逆ハーものじゃなくてですね、江湖朝廷の陰謀ものに素直にスライドすれば良いと思うのよ。

各自の恋愛設定だけがおかしいから。

メインだけでなくてね、脇役もほぼ全てが変な恋愛してるよ←そしてほぼ全部が上手くいってない

 

まともなのは鐘離無涙と蝶衣のカップルだけな気がする。

片想いと悲恋だらけだけどみんな恋愛脳なのか?と思うような行動しか出来ない人々。

 

 

もう一度よく考えて作り直そうね、って言うのが総括な感想です(笑)←そう言いながらも中盤以降は結構楽しいんだけどね

 

 

 

 

 


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