あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

将夜 冥王の子 その2






ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ





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話の中盤は唐国の王が亡くなり、その後の後継者争いに。
子供の中で賢いのは公主と第六王子。
一期の時からこれは露呈してたことなので結果は明らか。

公主は同腹の第三王子を皇帝にしたいけどこいつは馬鹿
だけど賢い第六王子の母親王后は許しがたい出自。
皇室のゴタゴタは良くあるパターン。

けれど、これを解決するまで約十話を使ってるんだけどこの長さ必要?
寧缺の出番削ってまで必要ないよね。
クズたちのあれこれとかさ。



全体的な大きな流れの中で一番どうでもいい話なのよ。
五話くらいにまとめて欲しかったな。


一番どうでもいいお家騒動が長ったらしくて飛ばしながら見てた。
長い件(くだり)が終わってからがお楽しみの戦い本番。
今まで表に出ることが無かった書院の面々が戦士に変身!

今まで書院をみんなで出ることが無かった師姉兄達が外で力を合わせて戦うのが、なんて素敵なんでしょ。
ちょっと勇ましいけど、どこに居ても師姉兄達は変わらないことにちょっと感動。



戦いが終わって、
腕を無くした二師兄に大師兄が食べさせてあげてたのを見逃さなかったぞ!(萌え)



中国ファンタジー見たとき最初に思ったのは「ドラゴンボール」の世界だなと言うこと。
悟空の元気玉とか、カメハメ波とか天界の修行とかね。
あの世界がいつも頭を過る。
そうしたら今回、
「みんなの元気玉をオラにくれー!」てセリフが過ったぞ(笑)

なんかみんなから貰ってたよね。
楽しく見ました。
この、書院メンバーの戦いが私にとっては二期のメインエピになりました。
誰か死なないか心配だったけど皮皮含め皆無事で良かった。


そしてこのエピ以降がつまらん。

寧缺×桑桑のCP萌えで見てる私には面白くない展開。

このドラマ主役交代しちゃった弊害で回想シーンの使い回しが出来ない。
回想シーンも新しく作ったものしか使えなくて同じものばかりだし、たまに後ろ姿で済むものはチェン・フェイユーのものを使ってたけど。


天女が寧缺を冷たく虐げるのはそこに愛があれば萌えですが、長々と冷遇されるシーンに萎えました。
最後に愛情補填してくれるならまだしも中途半端で終わるし。
師匠の墓参りのシーン←しかも回想シーンでやっと泣けてきた。
寧缺は冷たくても桑桑が愛情一杯ならこのドラマは良いのよ。
だけど逆は萎える。

やはり二期目の脚本ダメダメだなぁと思いました。


当たり前だけど原作途中でドラマ終わってるので中途半端で何だか回収されずじまいで終わってます。
寧缺×桑桑だけでも元サヤになってれば納得できたけど、旅立っただけで感情は修復されてないから元には戻ってない。


三期があるのかと言えば、再度調べてみたら実際は撮影など具体的な話はなく、これで終わりというものと、作られるかも?というどっちつかずのニュースしか見つけられなかった。

作られない方の理由は、二期で主役交代したことで人気がた落ちして、脚本を原作と大幅に替えたのでこの先の話の展開が難しくなったと。

主役交代に付いては、私も違和感は否めないです。
「寧缺」という役にはワン・ホーディーよりもチェン・フェイユーの方が填まっていたと言う表現しか出来ない。
役者の演技のせいと言うよりも、ホーディーくんは優しさが表面に出ていてドラマ1期の寧缺のイメージとは違うと言うことです。
最初に見たフェイユー寧缺の冷たくも優しいツンデレ感がとても良かったと言うこと。
役のイメージの問題なので色々なことが残念です。


今回の寧缺は優しすぎて違和感。
気弱に感じてこれは寧缺じゃない。
脚本と演出に問題あり。


原作がとにかくあらすじ見ただけでも「?」しか浮かばないSFで、それなのにそのSF要素をちょいちょい排除してる感じの展開で、話がとっちらかって意味不明になってる感じはする。

この脚本展開ならあまり見たいとも思わないので終わって良し!かも。

私が制作するなら、桑桑の天女設定やめて、一期の夏候を殺すところでエンドにする脚本で話をまとめて終わらせるようにしたなぁ。
寧缺の成長と復讐果たしたところで終わらせた方が良かった。
その方が見てる方もスッキリしたと思う。


なんだかなぁの後味なので私はこの後1期を見直して気分直しすることにします!

感想は個人的な見解なので皆様も自分で見て、考察なり見解を深めてみてくださいませ。


最後に、
交代したワン・ホーディーくんはいろいろと大変だったんじゃないかな。
お疲れさまでした。
あなたの次回作に期待します。





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