あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

将夜 戦乱の帝国 その2


チェン・フェイユー
ソン・イーレン






ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ









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零話の冒頭とか以前は全く何だかわからずに見てたんだけど、「冥王の子」まで見た後なら今回はよくわかった(笑)

やはり以前見た大作はもう一回見直そうと決意した。
「蒼穹の剣」とかさ。

「陳情令」は何度も見てるから理解できてるんだよね〜きっと。


私にとって序盤のヤマ場はなんと言っても春風亭での大雨の対決。
これははじめて見たときから印象に残ってる。
師匠のスゴ技見た最初でもあるしね。
これを見たら都へ出てくるまでのあれこれはプロローグでしかないと思える。



夫子の弟子になるまでの書院での出来事は既に修行の域で、二層楼へ上がる試験は書院でのヤマ場。
ここで修行が終わるわけではないけれど、むしろ修行が出来るかどうかの瀬戸際。


そう思うとこの話は何度も大事なヤマ場があってだからこそ飽きないで見ていられるんだと思う。



その後初めて桑桑と長い別れがある。
これほど長いこと遠く離れて会えなくなるのは初めてのこと。
そしてこの長い物理的な別れが二人の関係を大きく変えるのだと思う。



それまでの二人は主人と侍女と言うけれど、それに馴染みがない自分から見ると兄妹のような、むしろ親子に見えるほどの関係に見える。
寧缺が育てたからそうなるのか、二人の見た目の身長差が見せるのか、どうしても寧缺が桑桑の保護者にしか見えなかった。


長い別れを悲しむシーンでも涙を誘ったけれどそれは恋人同士が別れると言うよりも、子供が親に置いて行かれるような雰囲気だった。
寧缺もただ桑桑を心配しているという風にしか見えない。


けれど、この距離が寧缺にとっては別の女性を意識するきっかけになるし、留守番している桑桑にも色々なことが起きて、それに一人で対処することによって成長が有り、再会する二人の関係が大きく変わるのだと思う。


山山はとても美人、そして続編でもわかる気立ても最高に良い女性。
だとしてもここは桑桑派な私としては桑桑応援するし、寧缺が一瞬迷う山山、桑桑両方欲しいにに「なんだよそれ」と思ってしまう。


桑桑が家出したらご飯も食べられない寧缺(笑)
家事の出来ない旦那が妻の家出でオロオロする様まんまです。
そして帰ってきた桑桑見てほぼ何も言えず。
感慨深いのか?笑える



桑桑か、山山か、ここで唐突に後山の師兄姉達がどちらにするかで言い争う場面がある。


大師兄は国に帰るときに山山を誘いこの時から何かと寧缺と山山をくっつけようとしてた。
これを大師兄がやってることに違和感あったのだけれど、後山に帰ってから桑桑押しの二師兄と山山押しの大師兄筆頭に大論争に。
なんで寧缺そっちのけで大師兄達が喧嘩?と、滑稽通り越して疑問の嵐。


続編見てて、大師兄は何か勘付いてたのか?と。
今回見たら大師兄は桑桑に対して疑問の言葉を言いかけてる。
なるほどねぇと納得。
後で寧缺にとって良くないことが起きることを予感か、察していたか、どちらかはわからないけどねぇ。



寧缺の恋愛?結婚?をネタに熱くなる師兄姉たちの小子弟寧缺へ対する愛情過多が見ていて嬉しい楽しい。

けれど二つに分かれてしまった師兄姉達を諌める三師姉が最強!
そんなの二人の問題よ、寧缺が自分で選ぶべき
もしも後で問題が起きたとしても自分たちで解決すればいいのよ!


三師姉さすがです。
そして続編では寧缺が自分の選んだ道で大混乱起きてますけど自業自得て事でいいですかね(笑)



とにかくこの戦乱の帝国は最初から最後まで見落とすところがありません。

できれば二回くらいは見ないとよくわからない部分もあるかと思いますが、何度見ても面白いというか、二度目は更に面白いです。
どうなるかわかってみてるから沢山の登場人物も把握出来て、理解が深まります。





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