あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

成化十四年〜都に咲く秘密〜








ネタバレな感想なのでご注意!

   結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ


BL注意!

  原作がBLです。
そのような表現がOKな人のみ閲覧してください






事件もの、いわゆるバディもの。
原作はBLらしい←全く読んでも居ないし掠ってもいないのでどの程度かは不明。

ドラマはブロマンスなのはわかる。
しかし、もう一人絡んでくるのが新しいというか面白い。





話の展開はいくつかの事件が起こりミステリーを解くのに主要キャラが活躍すると言う形式。

その中にやたら厳しく取り締まり犯罪者を次々捉えて始末してゆく話があった。
「PSYCHO-PASS」思い出したわ。
犯罪係数てヤツだね。
理論はわからないでも無いが、人間は機械ではないのでそれだけで全てが解決ではない。
人間て感情と理性で成り立っているので複雑な生き物なのよね。


ブロマンスと言うには疑問過ぎるいくつかのエピソードがある。
中盤、旅の道中と言うか帰国中に唐泛が狙われ二手に分かれるシーンが。
ここで片割れの随州と別々になってしまうのよ。
ここは普通、二人が同じでその他のチームと別れるよね。
少なくとも二人は同じグループにならなきゃおかしいのに、別々に帰京。

その後訳あって唐泛が毒によって生死の分かれ目になるのに、その唐泛をほったらかしで随州は別の事件を追うために出て行ってしまう、有り得ない展開。
これでは萌えはひとつも無し。

唐泛には心寄せてるとしか思えない女も要るし。

ドラマ化の評価がいまいちだったというのも見てみればわかるね。

ブロマンスとか原作がBLとか考えなければ別にそれなりのドラマかも知れないけど。

個人的にはホームズ&ワトソンと言われているのはわかる。
カップル感も似てる。
バディとしては成立してるし信頼感も抜群だけど、ラブを感じるかと言われればちょっとね、みたいな。
原作を知らないけど中国はまあアレだから自主規制なのかも知れないけど。



単なるドラマとしてみた感じは可も無く不可も無く。
事件を追うスタイルなので続編を作るつもりならそれも可能。

BL、ブロマンス、バディというよりは主要キャラ複数のチームものと言う方がしっくりくる。
他人同士が集まった疑似家族ものとしても暖かく見守りたい感がある。

このドラマで一番印象に残ったのは主役片方の唐泛役のグアン・ホンの美形ぶり。
最初は美形と言っても、美形揃いの中国俳優の中の一人と言う認識だったのだけれど。
途中で女装した辺りから認識は一転。


女装するには顔立ちだけでなく骨格とか、色々な要素が必要なんだと思う。
男として美しいのは他にも存在するとは思うけれど女装でここまで違和感なく美しいのは驚きだった。







その後も官吏の服装ではなく、物乞いだったり、髪が無造作に流れているシーンがあると美しさが引き立っていたので、そう言う意味ではやはり女顔なのかも知れない。



聞けば、たびたび発言するけど唯一見ていない大陸版花男の花沢類役だったとか。
こりゃやっぱり見てない花男観なくちゃダメかといよいよ思ったと言うのが一番の感想です。



花沢類が大好物で各国の花沢類チェックをしているブログ主。
台湾、韓国、タイ、と見終わっているので残すはネトフリの花男のみです。
そして各国の花沢類役の俳優にことごとく填まる。
今でもヴィック・チョウが一番のお気に入りです。







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